思索の日々、音との生活。

大学図書館パートタイマー(2年目)の広くて浅い思索の日々、音との生活。

QRコードの可能性。

QRコード。四角いバーコードみたいなやつである。
携帯電話のカメラで認識し、URLなどを入力できるとして、普及したものの、認識が難しく、入力したほうが早かったりと、あまり活用されていない気もする。

もっとも、amazonで買い物したりすると、段ボール箱に大きなQRコードがついていたりするので、物流の管理などには活用されているようではある。

QRコードの特徴は、印刷物にデジタルデータを付せる点にある。であれば、たとえば文学作品に、本文のデータをQRコードで付しておけば、検索等が容易になる。本文は難しくとも、書誌情報がQRコードでついていると、書店や図書館で便利だ。

他にも、学術論文等のグラフ・表に、元データをQRコードで付しておけば、細かく見たり、別の方向から分析したり、ということが可能になる。

こうした事を実現するためには、前項で述べた、圧縮XMLが大きな役割を果たす。QRコードで表現できるデータ量はあまり大きくないので、圧縮が不可欠となる。

XMLがQRコードで付せれば、様々な可能性が考えられる。音楽書に付された楽譜に、それを表すQRコードを付しておいて、読者は携帯電話等で認識、音を再生する、なんてことも可能である。

もっとも、圧縮XMLがどれほどの容量になるのか、QRコードがどれだけの紙面でどれだけのデータを表現できるのかを知らないので、実際にどれだけ実現可能性があるかはわからない。一度、調べてみてもおもしろいかもしれない。

テキストにも圧縮フォーマットを。

web上にある、画像や音楽、動画のファイルは普通圧縮されている。それらは、ユーザがわざわざ解凍処理を行わなくとも、ブラウザが自動的に解凍してくれる。

一方、テキストは普通無圧縮で提供されている。ファイルサイズが上記のものに比べて格段に少ないので必要がないわけだ。しかし、XMLの登場で状況は変わるかもしれない。

XHTMLなど、テキストを中心としたXMLは、やはりファイルサイズは小さいだろう。しかし、MusicXMLやSVGなどは、むしろ要素や属性が多く、内容に比してファイルサイズは結構大きくなる。XMLであれば冗長性が高いので、圧縮率も高くなるはずで、結構便利だと思うのだが。

こうして、ファイルサイズを小さくすれば、携帯端末からのアクセスも容易になるし、ICチップやQRコードにデータを格納することも可能になるのではなかろうか。

XMLはエレガントでパワフルだ。

昔書いてた楽典をついに執筆再開しました(こちらからどうぞ)。
その際、ページの管理・編集のしやすさを考え、自分の勉強のためにXML+XSLT+CSSでページを記述しました。

これで個々のページはほぼ純粋にコンテンツのみのXML。デザイン、レイアウトはXSLTとCSSで、1つづつのファイルのみというシンプルな構成。ああ、美しい世界だ。

CSSが出てきたときは、デザインとコンテンツが分離できると言われてたけど、結局レイアウトはHTMLで書かなきゃならなかったので、複数ファイルのデザインを調整するのはかなり骨だった。XMLの登場で、ついにデザインとコンテンツの分離が実現したわけだ。

普段、wikiやブログなどでこうしたテクノロジーの恩恵を得ているわけだが、やっぱり自分で書いてみると、よく理解できるし、すばらしさが実感できる。

とはいえ、こうしてできたページ。なんかIEで見ると変。なぜだか英字フォントが変わってるし、CSSが無視されてるっぽい。Firefoxだと美しいのに・・・。

今回、作業を行うのに主に参考にさせていただいたサイトはこちら。感謝です。

たのしいXML
 http://www6.airnet.ne.jp/manyo/xml/

 XMLと、付随するテクノロジーをやさしく理解できます。概要がわかって、とりあえず使えるようになります。
XSLT登竜門
 http://www.yuragi.jp/gsxslt/index/

 内容は割と難解ですが、ちゃんと理解できるので、とてもためになります。

備えあれば憂いなし。

震度4と震度5弱の地震を体験して、さすがに防災意識に目覚めた我が家。
アウトドアグッズやらサバイバルグッズを引っ張りだして、非常用持ち出しバッグやらを作っておりました。

必要だとは思っていても、普段は面倒くさがってやらない災害対策。でも、準備してるとしてないとでは、実際災害が起きたときに、全然安心感が違うんだろうなーと思う。

「わかっちゃいるけど」は本当に「わかって」はいないと言ってた哲学者(誰か忘れた。ギリシャの人?)の言葉が身にしみます。

MIDIの次にあるもの。

いまは、サンプラー全盛だが、一昔前まで、コンピュータで音楽をやる(DTM: DeskTop Music)といえば、MIDIが主流だった。

MIDIの音は今聞くとしょぼく聞こえる。技術的、コスト的な問題で、サンプリング音源の質が低いという理由もあるが、なによりも音を出すための情報が少なすぎるというところにあると思う。

MIDIでは、ノートオン/ノートオフという信号で、音の始まりと終わりを示す。一音の間には、ピッチベンド(音程の変化)やエクスプレッション(音量の変化)で表情をつけることもできる。が、基本的にはそれだけだ。音色の変化はかなり乏しい。かつてシンセが電子オルガンと呼ばれていたように、オルガンならこれでもかまわないが、他の楽器にはなじまない。さらに、ピアノですら、キーを押していたり、ペダルを踏んでいるときの共鳴すら再現されない。

表情をつける情報を、ユーザがすべてコントロールしなければならないのも問題だ。よほど慣れた人間でないと、コントロールは難しいし、なにより煩雑だ。

こうした問題を解決するためには、楽器別にパラメータを用意し、発音のプロセスも楽器別に用意する。そして、それらを自動でコントロールするシステムを作ればよい。

ヴァイオリンを例にみてみよう。

ヴァイオリンで一音弾くときのパラメータとしては、以下のものが考えられる。

弦(G線、D線、A線、E線)、指の押さえ方(角度、強さ、速度)、ヴィブラート(連続的にデータが必要)、運弓(元弓〜先弓、速さ、圧力、角度、指板寄り〜駒寄り、ダウン/アップ)

・・・予想はしていたが、多い。人間の奏者は優秀である。
しかし、これだけのパラメータがあれば、電子的に合成した音でも、相当なクオリティを得られるはずである。(なお、楽器や、弦、弓の特性は、これらの演奏情報とは別に、事前に設定すべきである。)

そして、これをすべて人間が入力するのは全く非現実的なので、自動的にコントロールするシステムが必要である(これはシーケンサなどが実装する)。
ここで、システムを「素直な演奏者」とし、ユーザを「指揮者」と考えよう。
システムは、楽譜を読み、まっとうな演奏を行う。この演奏を聴いたユーザは、「もっとアタック強く」「ヴィブラート多めで」などの要求をシステムに伝え、システムが調整する。
このような方式をとれば、「職人」より「音楽家」に近い技術で、よりよい演奏を得られるだろう。
学習機能や、演奏者の「クセ」を出すようなシステムもあるとおもしろい。

「素直な演奏」を行うための、理論的基盤は、筑波大学で研究している「Psyche」というシステムが使えそうだ。詳しくは下記の参考文献を参照されたい。

これが実現すれば、DTMも新しい段階に入るだろう。誰か、やらないかな(笑)。

参考文献:
演奏を科学する―人工知能が創る音楽創らない音楽 演奏を科学する―人工知能が創る音楽創らない音楽
五十嵐 滋 (2000/10)
ヤマハミュージックメディア

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追記:
URLみたら、記念すべき100件目の記事でした。以外と続くもんだな、と自分で感心。時間があれば、カテゴライズとか見直したいけど、まあブログなんで、常にβ版というのもアリかと。


使える検索エンジン。

最近、どうもGoogleやYahoo!の検索結果に満足がいかない。
日に日に必要な情報にたどりつきにくくなっている気がする。

一番の問題は、各ページのポジションというか、立場というか、そういうものが一緒くたになっているからではないか。

そのため、オフィシャルな情報を得たいのに、ブログばかりヒットしたり、商品の詳細やレビューを知りたいのに、ショッピングサイトばかりヒットする。

ブログや、ショッピングサイトを任意で排除できるオプションがつけば、結構便利だと思うのだが。

あと、日本語なんだから、シソーラスとか、表記の違いをもっと吸収してほしい。さらに、最終的には(テキストデータだけでも)ちゃんと意味を抽出して検索できるようにすべきだ。経済産業省だったかが、GoogleやYahoo!に対抗しうる国産検索エンジンを官主導で作るとか言ってたが、国産ならではの日本語に特化したパワフルな作りに期待したい。

ちなみに官主導で検索エンジンを作るというのは、割といいと思う。もはやインフラといってもいい検索エンジンにおいて、Google中国版でのフィルタリングや、Google八分のような問題があっても、民間では文句のつけようがないからねえ。
もっとも、官主導の方が情報規制が起こりやすいかもしれないが・・・。どちらにしろ、独占はよくないですな。

心機一転。

4月なので、ではなく、異様に動作が不安定になったので、ノートPCをリカバリ(ほぼ工場出荷状態)しました。

リカバリしたり、新しいPC買ってきたりで、すっきりとしたPC環境は気持ちいいものがあります。無駄なものをカットして(一応バックアップはあるけど)必要なものだけのシンプルな環境。本当に必要なものって、驚くほど少ない。心機一転って感じです。メインのPCも一度大掃除したいものです。

自室も相当片付けしてないので、いい加減大掃除したいとこです。でも、データと違って、物はバックアップ取れないし、捨てるのも骨なのよね。